「相模原アクセラレーションプログラム」成果発表会を開催しました(3月1日)

 
集合写真

3月1日に相模原アクセラレーションプログラム成果発表会が行われ、当日は多くの方に参加いただきました!

各採択者の発表では、事業概要、プログラム開始から半年間にわたる成果や今後の事業展開について発表が行われました。
発表後、オーディエンスや各メンターからの質疑応答も行われ、大変有意義な時間となりました!
成果発表の後は、名刺交換の時間を設け、採択者とオーディエンスとの交流が行われました。

発表の様子
会場の様子

本プログラムは、相模原市の地域経済の更なる発展のため、将来的に株式公開等を目指す起業家や長期間にわたり市内で活躍する起業家を輩出するという目的のもと、昨年9月から半年間にわたり採択者の伴走支援を行ってきました。
ビジネスモデルの構築、プロダクトの決定・開発、資金調達など、それぞれが事業目標に沿って前進できたことを嬉しく思っています!
プログラムの伴走支援は3月で一旦終了となりますが、相模原市では、引き続き採択者の皆さまをフォローさせていただき、熱意ある皆様の成長を応援しています。

相模原アクセラレーションプログラム成果発表会

日時

3月1日(水) 14時から17時

会場

ソレイユさがみ 相模原市緑区橋本6-2-1 シティ・プラザはしもと内(イオン橋本店6F)

お申込み

お申込みは、以下リンクまたはチラシのQRコードより受付しております。

相模原アクセラレーションプログラム成果報告会申込フォーム

成果発表会のチラシ

~相模原アクセラレーションプログラムとは~

優れたアイデアを持つ成長意欲の高い人材を伴走支援するプログラムのことです。起業家や中小企業を対象に、アクセラレータ―と呼ばれる支援者との定期的な面談(メンタリング)を通じて事業アイデアや新規ビジネスの検証・ブラッシュアップを行います。また、必要に応じて各分野のプロフェッショナルや事業会社を招へいすることで、短期間での事業化や成長を効果的にサポートします。

参加者それぞれのレベルに合わせたゴールを設定し、様々な支援メニューで起業家を応援します!

相模原からイノベーションを起こしたいというパッションさえあれば、たとえアイデア段階であっても、事業化に向けて二人三脚で伴走支援します。
具体的には、内容をブラッシュアップし、仮説検証段階までもっていき、すでにアイデアが固まっている場合は実証実験を実施できるレベルまで目指します。
更に実証実験である程度事業化の目途が立っている場合には事業スケールを目的とした資金調達や企業との連携を目指すなど、プログラム参加者の幅広いニーズにこたえる体制を整えています。

採択先及び事業概要(採択時)

採択者(企業)名事業概要
alles Liebe(青木啓子)障害者の人生を考える会社 —自分の未来を自分で決める―
和泉優奈相模原市の特産品となるお土産をつくります!!
Core Links合同会社水道管に簡単に設置できるマイクロ水力発電システム
株式会社コノラボ研究スキルを伴走型で指導する研究活動の支援サービス
キモノワールドライフ(齋藤優見)乳幼児用着物リメイク和服育インストラクター養成講座
高橋かのん規格外野菜の価値を高める加工食品開発
株式会社Puerto国際標準規格OPC UAを活用した情報セキュリティソリューションを提供

中間報告会を開催しました(12月26日)

12月26日に相模原アクセラレーションプログラム中間報告会を開催しました。

プログラム開始から3ヵ月が経過し、中間時点での進捗状況の共有・ プログラム終了までの成果目標の再確認を目的に、各採択者のプレゼン・メンターから支援内容の報告、質疑応答がありました。

中間報告会の様子
中間報告会の様子

今回の中間報告会は、相模原市関係者や各メンターそれぞれの視点から直接のフィードバック・質疑応答によって、各採択者の新たな成果目標や詳細なペルソナ設定、具体的な優位性のアピールの必要性を実感しました。

プログラム終了までの成果目標の洗い出し、目標達成に向けて実施すべきことを改めて認識する機会となりました。

2023年に入り、プログラムもいよいよ後半!
採択者の事業内容の更なるブラッシュアップに向けて支援していきます。

株式会社アイル早田代表取締役との経営者交流会を開催しました(12月26日)

株式会社アイルは、規格外の野菜から作られたカラフルな野菜シート「ベジート」の製造・販売事業を行っており、SDGsにつながる食糧危機・食品ロス問題、農家支援にも取り組まれている注目の会社です。(画像:ベジート(株式会社アイル公式HPより))
会社の拠点は長崎県平戸市にありながら欧米・米国にも販路を開拓されており、地方から世界展開をされている先輩起業家として、相模原市で起業するSAP採択者に向けてお話いただきました。

ベジートの画像

地方で起業する際の「人材」について

事業運営において「人材」は不可欠ですが、地方企業では人材不足が重要な問題となっています。優秀な人材は東京に流れてしまい、地方には専門知識のある人が少なく呼び寄せても来てくれないことが多いのが現状です。

この問題に対し早田代表取締役は、地元の人材を一から自社で育成し各分野のプロ(開発者・広報等)に育てあげる方法で人材育成されています。もちろん時間は掛かるが、その分まっさらな目で見て考えられる。経験値が高い人は常識にとらわれてしまうが、「知見のない人が新しいものを作ると、新たな発見が生まれる可能性がある」という発想がとても印象的でした。

人材不足は地方で起業するデメリットの一つですが、スタートアップに必要な新たな発想が生まれやすい環境という点ではメリットにもなると学びました!

また、SAP採択者の中には地元農業の問題解決にむけた取り組みを考えている方もおり、「取引先となる農家との良好な関係を持つために心がけていること」について伺うと、「農家主体で問題を考える事が重要」で、「常に相手と会話し相談し改善策を考えること」、人の役に立つために行動すると、周りの人も一緒に動いてくれた経験談を教えて頂きました。

その他、起業のきっかけ、事業の壁にぶつかった時の乗り越え方、事業運営で心がけていることや、信念など、起業から現在の事業運営にわたり幅広い経験談を伺いました。
パネルディスカッションの後は、採択者から早田代表取締役への質疑応答も行われ、採択者の悩みについてもアドバイスをいただき有意義な交流会となりました!

株式会社VACAN河野代表取締役との経営者交流会を開催しました(12月19日)

株式会社VACANは、「いま空いているか1秒でわかる、優しい世界をつくる」をミッションとし、人やモノの混雑・空きデータを取得・解析した様々な機能を提供している会社です。(画像:河野剛進代表取締役 (株式会社VACAN公式HPより))

河野代表取締役からは、起業のきっかけ、事業アイディアの生み出し方、事業運営で心がけていること等、起業から現在の事業運営にわたり幅広い経験談や考え方を伺いました。商業施設や官公庁等、私たちの身近なところでも導入されていて、普段当たり前に利用している機能が、何をきっかけに誕生したのかを伺うことができ大変貴重な時間となりました。

河野剛進代表取締役 (株式会社VACAN公式HPより)

その中でも印象的だったのは、「起業において最も大切なことは、課題に対してその事業を必要としている気持ちである」という河野代表取締役のお言葉です。起業する上で大変なことや苦しいときがあっても、世の中の課題を解決したい気持ちが、やって後悔しない気持ちに繋がるのだと感銘を受けました。
また、事業運営をしていく上では「明確に自分の意見をもてる状況」を作ることが重要であり、そのためには、経営者が自ら最前線に立って現場を見てまわり、顧客や製品に対して普段からコミットしていることが必要なのだと学びました。

スタートアップ時には、周りの見識者とのコミュニケーションの機会を沢山設けた方がよいというアドバイスもいただきましたが、採択者の皆様には是非、当プログラムを活用して、そのような機会を増やしていただけたらと思っております。

パネルディスカッションの後は、採択者から河野代表取締役への質疑応答も行われ、採択者の事業の悩みについても河野代表取締役よりアドバイスをいただきました!

株式会社昭和真空 小俣社長との経営者交流会を開催しました(11月21日)

株式会社昭和真空 小俣 邦正 代表取締役執行役員社長 にお越しいただき、 パネルディスカッションを実施しました。
株式会社昭和真空は、相模原市に本社・工場があり、経済産業省2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されている、相模原市を代表する上場企業です。先輩経営者である小俣社長から、上場を目指すきっかけ、事業拡大のターニングポイント、経営判断の軸となるルーツ、経営者としての心構えなど、貴重なお話をたくさん伺いました。

新事業を生み出すには、「顧客が欲しいモノ、細かいニーズが何かをつかむアンテナを張る事」が重要で、儲けよりも「新しさ、面白さ、魅力」を優先して最先端の技術開発をするからこそ、独創的な価値創造ができることを学びました。
また、小俣社長からは、特に、経営者として「強く『信念』を持つこと」を教えて頂きました。心に強い信念を持って行動することで、自分で決めた道に後悔することはない。経営者としての判断を社員に反対される時も『信念』があれば説得しきる力になる!と、力強いお言葉を頂きました!

写真中央:小俣代表取締役執行役員社長

交流会では、各採択者の事業紹介、小俣社長への質疑応答も行い、同じ相模原市で活躍する企業の経営者として 激励の言葉を頂戴しました!
貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

日本政策金融公庫セミナーを開催しました(10月28日)

日本政策金融公庫の創業資金審査ご担当者様から、審査担当者目線の本音トークを短い間ではありましたが、みっちりお話いただき、大変有意義な時間を過ごすことができました!

講師の佐藤先生は学生時代に起業されて、M&Aされたスタートアップとして成功経験をお持ちの方。そんな方がなぜ公庫に就職されたのかという話を皮切りに、創業時に苦労する資金繰りや販路拡大のポイント、創業計画書作成ポイントなど、審査担当者しかわからない目線での数々の貴重なお話をいただきました。

特に興味深かったのは…起業家の資質を見極めるというお話です。

日本政策金融公庫へ審査を申し込む場合、創業計画書というものが必要になります。今後どのような事業を進めていくのかについて多角的に検討し、融資を受け、事業を推進していきながら、今後の返済が可能である根拠を伝える大事な書類です。

ただ、創業計画書を単に作成すれば良い訳ではなく、起業家・経営者様自身の「人となり」にも高い審査の比重が占められているというのです。

人としての信頼性や決断力等、会社規模の大小を問わず、「起業家・経営者の資質」とも言える、人間力をも重視するということでした。このあたりについてもいかにしてPRすれば良いのかのポイントを具体的にお話いただきました。

90分という短い時間ではありましたが、今日からでも使える実践的なセミナーでした。
日本政策金融公庫の皆様、ご協力、本当にありがとうございました。

起業セミナー・起業家交流会を開催しました(9月30日・10月1日)

9月30日(金)と10月1日(土)の2日間、起業セミナーを開催しました。セミナーは、アイディアの事業化、資金調達の方法、シード期における採用活動など、幅広い内容の講義を行いました。
9月30日(金)では、上場企業の創業経験者、スタートアップ企業の経営者、市内企業の創業者など、先輩起業家との交流会も開催しました。

起業セミナー2
起業セミナーの様子
起業セミナー1
本村市長のあいさつ
起業家交流会
起業家交流会の様子

プログラムの概要

対象者

市内で起業、第二創業を目指す方又は創業後間もない方(選考あり)

支援期間

令和4年9月下旬から令和5年3月までの約6か月間(予定)

主な支援内容

専門家によるアドバイス

支援対象者の状況に応じ、経験豊富なメンター(企業、VC、メディア、専門家、先輩起業家等)が、プログラム参加者の課題解決をサポートします。

講義・ワークショップ

支援対象者が抱える経営課題をクリアできるよう、スタートアップに必要な実務やアウトプットを意識した講義・ワークショップを行うことで参加者の視座を高め、実践的な知識の習得を支援します。
(支援期間中に4~5回程度実施予定)

起業家・経営者との交流会

プログラム参加者のコミュニティを形成するため、上場会社経営者や先輩起業家との交流の機会を提供します。

成果報告会

プログラム終盤には、資金調達、協業先のマッチングや広報などを目的とした、プログラム参加者による成果発表会を実施します。

お問い合わせ先

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